松本潤の少年時代を演じた北村匠海、「奪えるものは奪いたい」と凛々しい素顔!

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松本潤の少年時代を演じた北村匠海、「奪えるものは奪いたい」と凛々しい素顔!

松本潤と上野樹里が初共演を果たす『陽だまりの彼女』(10月12日公開)の女性限定試写会が9月30日に都内で開催され、大倉孝二、北村匠海、塩見三省、三木孝浩監督が登壇。松本潤の少年時代を演じた北村が「松本さんは格好良くて、細かい表情も上手でうらやましい。奪えるものは奪おうと思って努力しました」と凛々しい表情でコメント。15才とは思えぬしっかりとした発言で、登壇者や会場を驚かせた。

原作は、“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”とのキャッチコピーも話題を呼び、累計発行部数100万部を誇る同名ベストセラー。10年ぶりに再会した幼なじみの恋を綴るファンタジックなラブストーリーだ。三木監督は「北村くんは、佇まいや雰囲気が松本くんに近い感じがして。キャスティングできて良かった」としみじみ。北村は「ありがたいですね」と笑顔を見せ、「松本潤さんの幼少期を演じるということで、『僕で良いのかなと』緊張していました。オーディションでも意気込んでいたんですが、撮影はもっと意気込んでいました」と述懐。ハキハキとした発言に大倉も「15才で『ありがたい』とか言ったことないもんね。29才ぐらいからだよ!」と驚いていた。

松本との共演の感想を聞かれると大倉は、「松本くんは、しっかりとそこに存在しているんです。僕はソワソワしちゃうんですけど、松本くんは揺るぎない。受け止めてもらったという気がしています」、三木監督は「松本くんは芝居の“受け”が上手い。その“受け”の上手さが光った映画になった」と分析。塩見も「彼に任せておいたら成立するんだろうなと思った。すごい素敵な方でしたね」と松本の存在感を絶賛していた。

また、女性限定試写会とあって、三木監督が「男性は女性にこういうことをされるとイチコロだよ、というシーンが詰まっている。そこを見ていただけると、今後の恋愛の参考になるのでは」と女性陣にアドバイスする一幕も。最後に北村は「ただのラブストーリーじゃなくて、ファンタジー要素もある映画。映画に隠されている秘密が(随所に)入っているので、エンディングで『なるほどな』とすっきりすることもできます。僕も涙を流しましたし、笑顔にもなれる。幸せな映画だと思います」と力強く映画をアピール。これには大倉も「それ、自分で考えたの?すげえな!」と嫉妬まじりのコメントで、会場の笑いを誘っていた。【取材・文/成田おり枝】

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