エマ・ワトソンがスカーレット・ヨハンソン監督作でセクシー女優に脱皮?
エマ・ワトソンが、スカーレット・ヨハンソンの長編映画監督デビュー作の主演最有力候補に挙がっているとデイリー・メイル紙が伝えている。
スカーレットの長編監督デビュー作「真夏の航海(Summer Crossing)」はトルーマン・カポーティの同名の小説に基づいたもので、17歳の少女グレディ・マクニールのひと夏の経験を描くストーリー。デイリー・メイル紙によれば、スカーレットはソフィア・コッポラ監督の『ブリングリング』(12月14日公開)を見て、23歳でありながらティーンエイジャーの役を完璧に演じているエマの演技に感心したという。
同作の主人公グレディは、米国の上級階級の令嬢で、豪華客船でフランスにバカンスに出かける両親について行くことを拒んでニューヨークに残り、ユダヤ人の血を引く青年と危険な夏を過ごすというストーリーラインだ。エマにとっては、ハリポタシリーズでの優等生イメージを捨て、セクシーな主演女優としての地位を確立するチャンスになる映画だろう。また、エマは、現代のセックスシンボルとも呼ばれるスカーレットが、監督として自分の中のファム・ファタール的な要素を引き出してくれるのではないかと期待しているという。
「この映画は彼女にとって、パーフェクトな次のステップになるでしょう。エマはカポーティの大ファンでもありますし、スカーレットなら、エマがセクシーな大人の女優に変身することを可能にしてくれるだろうと信じています」と関係者は話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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