人体解剖がグロすぎ!?「人間と武器がくっついちゃった!」

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人体解剖がグロすぎ!?「人間と武器がくっついちゃった!」

第二次世界大戦末期、ナチスドイツの天才科学者が人間の体に機械を合成し、秘密裏に改造人間軍団を完成させていた。そんな恐ろしい想像を映像化してしまったのが現在公開中のアクション・ホラー『武器人間』だ。

映画の舞台は1945年の東部戦線。ある極秘任務に向かうソ連軍の偵察部隊が、進軍の最中で古い教会を発見し、調査を開始する。しかし、教会の地下に広がっていた巨大な施設で兵士たちが遭遇したのは、腕や足、頭部にさまざまな武器が装着された“武器人間”たちの軍団だった……というストーリー。劇中、隊員の1人が常にカメラを回しており、そのカメラの映像から物語が進行するPOV形式が採用されているのも本作の特徴だ。

ざらついたフィルムの感触で強烈に映し出すのは、あまりにグロテスクなシーンの数々。改造施設には無数の死体が転がり、人間のパーツも無造作に積み上げられている。さらに、武器人間たちの容赦ない攻撃によって、ソ連軍の偵察部隊もその死屍の山の一部に。死体は武器人間の生みの親である科学者もとに運ばれ、世にも恐ろしい改造人間の素材となってしまう。

武器人間たちにはそれぞれ個性があり、口にドリルが装着された“モスキート”、頭部のプロペラで敵をミンチにしてしまう“プロペラヘッド”、両手の鎌で首を切り裂く“ウォールゾンビ”など、キャラや特徴もさまざま。マッドサイエンティストを絵にかいたような天才博士が創造性を尽くした傑作(?)が次々と登場するので見逃せない。

ちなみに本作の予告編では大山のぶ代がナレーションを担当しており、あのお馴染みの声と「人間と武器がくっついちゃった!」というセリフが相まって、爆笑必至の仕上がりとなっている。ぜひ本編鑑賞前に確認してほしい。【トライワークス】

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