イ・ビョンホンがヘレン・ミレンの熱演を称えて「倍返し」
ブルース・ウィリス主演の痛快アクション映画『REDリターンズ』(11月30日公開)のレッドカーペットイベントが、11月24日に東京国際フォーラムで開催された。ヘレン・ミレンとイ・ビョンホンが来日し、イ・ビョンホンはヘレンをエスコート、2人はサウンドバイツやファンサービスにたっぷりと応じた。
ステージでは劇中で2人が乗った車、ロータスのREDバージョンもお目見え。ヘレン・ミレンといえば、『クィーン』(06)でアカデミー賞主演女優賞を受賞した演技派女優だ。イ・ビョンホンは彼女との共演シーンについて「車の中でたくさん会話ができて、大切な時間を過ごせました。このシーンを撮ったことで、以前にも増して、ヘレンさんのことを尊敬することになりました」とキラースマイルを見せた。
ヘレンも「3日間、この美しい男性と狭い空間で過ごすことができました」と笑顔で言った後、「ただ、ひとつ大きな問題が。この車、一度乗ると、なかなか出ることができないの」と、いきなり車に乗り込んだ。その後、降りようとして一苦労した後、イ・ビョンホンのサポートでようやく出ることができたおちゃめなヘレンに、会場は温かい拍手を送った。
また、イ・ビョンホンは前作『RED レッド』(10)に比べ、ヘレンの演技はどうだったかと質問されると、「倍返し」と、人気ドラマ「半沢直樹」の名セリフを披露。すると、ヘレンも「3倍返し」と日本語で答え、大爆笑となった。ヘレンとイ・ビョンホンは、この後、スカラ座でのジャパンプレミアにも登壇する。
CIAを引退した超一流のスパイチーム、コードネーム:RED―Retired Extremely Dangerous(引退した・超・危険人物)が、現役復帰し、世界を救うというこのシリーズ。『REDリターンズ』では、ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカーが前作から続投し、アンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズという2大オスカー俳優と、イ・ビョンホンが、新たに参戦した。【取材・文/山崎伸子】