「あまちゃん」は卒業!?あの音楽家が担当した映画がとにかくHで過激!
「今でしょ!」「倍返し」「お・も・て・な・し」とともに「2013 ユーキャン新語・流行語大賞」に見事選出された「じぇじぇじぇ」。もはや説明不要、一大ブームを巻き起こした連続テレビ小説「あまちゃん」の台詞だ。そんなドラマを盛り上げていたのが、オープニングテーマをはじめとするバラエティに富んだ劇伴の数々。音楽を担当したミュージシャンの大友良英は、若かりし夏ばっぱと橋幸夫のデュエットするシーン、さらに海女カフェで歌う鈴鹿ひろ美のバックに映り込んでいた、あの男性だ。
自身のブログにて、「12月をもって『あまちゃん』を卒業する」と書き込んでいた大友。その“卒業”が何を意味しているのかは定かではないが、「あまちゃん」の天真爛漫なイメージを覆す、過激な作品で音楽を手掛けているのだ。そのうちの1本が、修道院を舞台に、陰部に人面瘡ができてしまった女性の奮闘をコミカルに描く『受難』(12月7日公開)。主演の岩佐真悠子は大胆な濡れ場や全裸で全力疾走するシーンも披露するなど、大きな話題を呼んでいる。
そして翌月にはもう1本、今度は恐怖映画が控えている。日本のスプラッター映画の草分け的存在にして、“ピンク四天王”のひとりである鬼才・佐藤寿保による衝撃の学園ドラマ『華魂』(14年1月18日公開)がそれだ。いじめっ子と変態教師への復讐を誓ういじめられっ子の暴走を、血みどろの映像で描き、主演の桜木梨奈はフルヌードでの熱演に挑戦している。
「あまちゃん」気分で見に行くと、思わず「じぇじぇじぇ!」とならずにいられない刺激的な2作。人情ドラマからエロス、ホラーなど、多彩なジャンルで音楽を響かせる音楽家・大友良英の幅広さにも驚嘆してみては?【トライワークス】
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