「今でしょ」の林修先生、今度の狙いは、今年の漢字“今”

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「今でしょ」の林修先生、今度の狙いは、今年の漢字“今”

キアヌ・リーブスと真田広之ら日本の俳優陣との共演作『47RONIN』が、12月6日に全世界最速公開を迎えた。本作の公開記念イベントで、今年の流行語大賞を受賞した東進ハイスクールの人気講師・林修先生が登壇。林先生は、「忠臣蔵」をモチーフにした作品にちなみ、大石内蔵助の法被を着て登場し、47人の美女たちに講義を行った。林先生は、予告編の「Now! Time has come」というセリフについて「大石内蔵助が言ってましたね。この訳、今でしょ!で良いんです」と説明した。

本作では、奪われた主君の名誉を回復しようと、命懸けで敵軍に立ち向かう47人のRONINたちの戦いを描く。現代文の講師である林先生は、独自の解釈で「忠臣蔵」について解説。講義終了後、林先生は、47人の美女たちについて「1列目しか見えなかった。“推定”美女。もっと見れると良かった。普段の講義では、美女が少ないです。僕、若い時は少ない美女を探して授業をしてました」と告白。

彼女たちが、ほとんど「忠臣蔵」を知らなかったことについて、林先生は「美しさと学力が反比例している。その分、別の能力が突出しているから良いんじゃないですか」とチクリ。さらに『47RONIN』について「外国から『忠臣蔵』を逆に教えてもらう。これがグローバリゼーションだなと。赤穂浪士の史実を基に、その精神性が正しく反映されたハリウッドのエンターテイメントに仕上がっています。サイドのラブストーリーも刺激的」と評価した。

また、林先生は、12月12日(木)に発表される今年の漢字についても「僕は“今”です」とアピール。同じく流行語に選ばれた「半沢直樹」の「倍返し」を意識し、「“倍”もある。“倍”は安倍(晋三総理)さんの“倍”でもあるので、これで最後、決着がつくなと」と、対抗意識を燃やした。また、「いつ見るか?今でしょ?誰を討つか?吉良でしょ?」と、 お決まりのフレーズの『47RONIN』バージョンも披露し、会場を沸かせた。【取材・文/山崎伸子】

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