レオナルド・ディカプリオ、過激なセックスシーンの“替え玉”を否定!
役者休業を宣言したレオナルド・ディカプリオが『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(14年1月31日本公開)でのセックスシーンは、すべて自分で演じたと断言した。
マーティン・スコセッシ監督と5度目のタッグを組んだ同作で、レオは実在する元ドラッグ中毒症の成金ブローカーで、証券詐欺やマネーロンダリングで起訴され、98年に22か月間収監されたジョーダン・ベルフォートを演じている。そんな自堕落的な生活を送ったジョーダンが頻繁に行っていたとされる乱交パーティなどでの過激なセックスシーンについて、レオ本人が演じているのではなく、ボディダブル=替え玉なのではないかと言われていた。
しかしレオは、米テレビ番組エクストラのインタビューで、「すべてのシーンは僕が演じたものだ。といっても誰かを演じているんだから、実際の僕ではないのかもしれないけれどね」とボディダブル疑惑を完全否定。また、「自分をさらけ出すことに抵抗はなかったのか」との問いに対しても、「実在の人物をよりリアルにありのままに演じようとしたら、真実の忠実でなくてはいけないと思うんだ。どんなことでも躊躇したらだめなんだ」と、役者魂をのぞかせた。
一説によれば、同作は当初、ドラック中毒でラリっているシーンやあまりに過激なセックスシーンが多かったためNC-17指定になるところだったが、興行成績を考慮してR指定にするために、究極のセックスシーンなどは編集段階でカットされたのだとか。最終盤でレオがどこまで自分をさらけ出しているのかファンの期待も高まっているようだ。
賞レースの常連であるレオは、今年も渾身の演技でゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカル部門の主演男優賞にノミネートされているが、アカデミー賞に関しては5人の中に食い込めるのかどうかが微妙なところ。しかし、現在はメキメキと存在感が高まっているので今後の展開が楽しみだ。【NY在住/JUNKO】