アマゾンがビヨンセのCD販売をボイコット!
先週、iTunesでサプライズ・リリースされたビヨンセの新アルバム『ビヨンセ』は、3日間で80万コピーを売り、iTunesのセールス新記録を樹立したことで大きな話題を集めた。
だが、このリリース方法がiTunesでの独占先行販売になっていたため、ほかの大手小売業者が激怒しており、アマゾンは同アルバムCDの入荷を拒否しているとNMEが伝えている。米国の小売チェーン業者Targetも同様の入荷拒否を行っており、こうした動きが今後のビヨンセの新譜の売上げに影響を与えるのかは不透明だが、このニュースを受けたビヨンセはいち早くストリートに出て独自の販促活動を始めている。
Contactmusic.comによれば、米国の大手スーパーマーケット・チェーン、ウォルマートのマサチューセッツ州にある大型店舗に突如として現われたビヨンセは、同店が販売している自らの新譜CDと3万7500ドルの商品券を購入。750人の買い物客に、「ハッピー・クリスマス・フロム・ビヨンセ」と書いた50ドルの商品券入りの封筒をプレゼントしたという。庶民派スーパーにいきなり現われてクリスマス・ショッピングを始めたビヨンセの姿に買い物客らは驚いていたようだが、ファンは思わず喜びの声を上げていたようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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