英国映画誌の「最もセクシーな映画スター」は?
英国の映画誌エンパイアが読者投票で決定した「最もセクシーな映画スター100人」で、女優部門の1位にエマ・ワトソンが、男優部分の1位にベネディクト・カンバーバッチがそれぞれ選ばれた。
女優部門トップ50の首位に立ったエマの「最もセクシーな役」には、『ウォールフラワー』(公開中)のサム役が選ばれており、選評は「知性と美しさを併せ持っている。『ハリポタ』シリーズ後、実力のある若い女優へとみごとに脱皮を果たした」としている。2位にはスカーレット・ヨハンソンが入り、「最もセクシーな役」は『それでも恋するバルセロナ』(08)のクリスティーナ役が選ばれた。3位は今年大活躍のジェニファー・ローレンスで、「最もセクシーな役」には彼女が今年オスカーを受賞した『世界にひとつのプレイブック』(12)のティファニー役が選ばれている。
男優部門で1位に座に輝いたベネディクト・カンバーバッチは、「ほかのセクシー俳優のように筋肉隆々でも整った顔立ちでもないが、彼はあまりにも賢くあまりにもクールな役柄を演じるエキスパートだ」と選評に書かれており、「最もセクシーな役」には、映画では『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のジョン・ハリソン役が、TV番組も含めるなら「SHERLOCK シャーロック」のシャーロック・ホームズ役がベストに選ばれている。2位にはトム・ヒドルストンがランクインし、「最もセクシーな役」は『ミッドナイト・イン・パリ』(11)のF・スコット・ジェラルド役になっている。3位には新スーパーマンのヘンリー・カビルが入ったが、彼の「最もセクシーな役」はスーパーマンではなく、『インモータルズ -神々の戦い』(11)のテセウス役だった。【UK在住/ブレイディみかこ】
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