エコ派のL・ディカプリオが動物愛護団体の標的に!

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エコ派のL・ディカプリオが動物愛護団体の標的に!

森林や野生動物の保護などに尽力するエコ派俳優として知られているレオナルド・ディカプリオが、なんと動物愛護団体PETAの新たな標的になっている。

RadarOnlineによれば、同団体はマーティン・スコセッシ監督の新作『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』(14年1月31日日本公開)で、レオがチンパンジーと演技しているシーンを槍玉に挙げ、「お願いですから、もう類人猿と一緒に仕事をするのはやめてください」と抗議している。問題のシーンは、レオが演じるジョーダン・ベルフォートが自ら経営する証券会社でワイルドなオフィスパーティを行う場面で、レオは「チャンス」という名前のチンパンジーを抱いて登場する。

同団体はすでに4万人の抗議署名を集めているそうで、「レオナルド・ディカプリオのように環境問題に熱心な人なら、類人猿をエンタテインメントのために使うという残酷な行為を支持することはできないはずです。猿が俳優として使われている脚本をレオナルドが今度受け取る時には、これらの繊細な動物たちは生まれた時に母親のもとから盗まれ、肉体的虐待を受けて来た動物だということを思い出していただきたい。そしてその脚本は、書き直される必要があるということも」という声明を発表している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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