水嶋ヒロ「僕はこの勝負に勝ちたい!」。『黒執事』で熱いスピーチ!
枢やなの人気コミックの実写映画化『黒執事』(1月18日公開)のジャパンプレミアが、1月9日に渋谷公会堂で開催。水嶋ヒロや剛力彩芽ら豪華キャストと大谷健太郎監督が登壇。さらに主題歌「Through the ages」を歌ったガブリエル・アプリンが緊急来日し、同曲を披露した。舞台挨拶では水嶋が「間違いなく、今まで関わった中で一番思い入れの深い作品となっています」とアピールした。
登壇したキャストは水嶋たちの他、優香、山本美月、丸山智己、大野拓朗、栗原類、伊武雅刀。 『黒執事』は、名門貴族の末裔の主人(剛力彩芽)と特別な契約を交わした悪魔の執事の活躍を描く。『BECK』(10)以来の映画出演となった水嶋は、本作に共同プロデューサーとしても参加。水嶋は「初めは何度もお断りをしていましたが、今振り返ると、断っていた自分がバカだったと。素晴らしい作品でした」と語り、さらに2014年の目標としても「僕はこれしかないのでこれをヒットさせることです」と意気込みを口にした。
男装の令嬢役にトライした剛力は「難しいことがたくさんありました。でも、見てのとおりイケメン揃いで、みなさんをじっくりと観察させていただきました」と笑顔を見せた。また、「水嶋さんが支えてくださったので、みんなの愛、こだわりが詰まった作品になりました」と言うと、38歳の役柄に挑戦した優香も「最後まで楽しくできたのは、水嶋さんが現場を引っ張っていってくれたからです」と水嶋を称えた。
最後に、水嶋が客席に向かって「聞いてください!」と熱いスピーチを展開。「僕はこの勝負に勝ちたい。共同プロデューサーとして2年半、役者としては半年間の役作りと1か月間の撮影期間、本当に多くの時間を『黒執事』のために費やしてきました。今の自分にできる精一杯のことを詰め込んできました」。フォトセッション後はキャノン砲が上がり、たくさんの黒い風船が舞い降りる中、舞台挨拶は幕を閉じた。【取材・文/山崎伸子】