GG賞生涯功労賞のウディ・アレンに元家族が「児童性愛者」とツイート
ゴールデングローブ賞で生涯功労賞を受賞したウディ・アレン監督に、実子のローナン・ファローと元パートナーのミア・ファローが、ツイッターで激しい非難を繰り広げたと英紙デイリー・メイルが伝えている。
受賞式では監督の元恋人でミューズでもあったダイアン・キートンが登場し、ウディ・アレンへのトリビュート・スピーチを行ったが、授賞式をTVで見ていたという同監督の息子のローナンは「ウディ・アレンへのトリビュートを見逃してしまった。『アニー・ホール』(77)の前かあと、7歳の時に彼から性的虐待を受けたと公に認めた女性の箇所はあったかい?」とツイートしている。
ミア・ファローは「ある女性が、7歳の時にウディ・アレンから性的虐待を受けた時の詳細を公に語りました。ゴールデングローブ賞のトリビュートは、彼女やすべての虐待被害者への侮辱です。彼は児童性愛者かって?ヴァニティ・フェアを読んで、自分で決めてください」と37万人のフォロワーたちに呼びかけ、記事のリンクを貼っている。
問題の記事とは、昨年11月にヴァニティ・フェアに掲載されたミアのロングインタビューで、そのなかでミアは、アレン監督との交際中に自分の娘のディラン(現在は名前を変えている)が彼から性的虐待を受けていたと話し、裁判所から監督に娘への接近禁止令が出ていたにもかかわらず、彼女が18歳になって禁止令が切れると、アレン監督が何度か娘に接触してきたことなどを語っている。
アレン監督とミア・ファローは80年代から90年代にかけて交際していたが、アレン監督がミアの養子スン・イーの10代のころに撮ったヌード写真を持っていたことが発端となり破局。アレン監督とスン・イーは97年に結婚している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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