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メジャー初!パラマウント・ピクチャーズが全米でデジタル上映に一本化へ

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メジャー初!パラマウント・ピクチャーズが全米でデジタル上映に一本化へ

パラマウント・ピクチャーズが、メジャー映画会社としては初めて、全米でデジタル上映に一本化する方針を明らかにした。

同社の配給映画としては、ウィル・ファレル主演作で12月18日から全米公開されている『Anchorman 2:The Legend Continues』が、35mmのプリント版で上映される最後の映画となることから、全米では25日(土)に公開された『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(1月31日日本公開)が、同社で記念すべき初のデジタル上映のみの映画となる。

UCLA Film & Television Archiveのディレクターはロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで「約120年間にわたって35mmのフィルムを見てきたが、遂にフィルム映画の終焉を見ることになった。なるべくしてなった現象はショックなことではないが、あまりの早さに驚くばかりだ」とコメントしている。

この決定は突然行われれたものではなく、20世紀フォックスやディズニーも劇場のオーナーに対して、「来年から再来年までにはプリント映画の配給をやめる」ことを警告しており、今後はメジャー映画会社がこの動きに追従することになる。

しかし、全米ではまだ約1000館あまり、デジタル用のプロジェクターを備えていない劇場があることから、今後7万ドル(約730万円)のプロジェクターの購入を巡って、小規模な劇場の淘汰が加速することになりそうだ。【NY在住/JUNKO】

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