安藤美姫がまさかのハリウッドデビュー!?『ラッシュ』プレミアで監督がベタ褒め
伝説的な2人のF1レーサーの闘いと友情を描く『ラッシュ プライドと友情』(2月7日公開)。1月30日、本作のジャパンプレミアがTOHOシネマズ日劇3で開催され、ロン・ハワード監督、主演のクリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュールが舞台挨拶に登場。ヘムズワースは集まった観客に手を振り「僕たちが本当に楽しんで作った、誇れる作品。日本のお客さんも気に入ってくれると信じています!」と映画をアピールした。
実在の伝説的レーサー、ジェームス・ハントを演じたことについて、ヘムズワースは「彼は本当に自由奔放。『これが俺なんだ!』っていう態度で、いろいろなことに情熱を持っていた。お酒、パーティ、女性。すべてにおいて規格外だね」とその人物像を分析。すると「過去には僕もハントのような時期が…。でも、いまは妻がいるから、彼ほどの度合いじゃなくて、少しだけ楽しみたいね(笑)」と、会場の笑いを誘った。
一方、ハントのライバル、ニキ・ラウダを演じたダニエル・ブリュール。ラウダ本人も本作を鑑賞したようで、ダニエルの演技を素晴らしいと語っていたという。「ラウダと自分とはそれほど共通点はないんだ。でも努力していい関係が築けたと思っているよ。彼の人生は尋常ではない出来事ばかりだが、彼はその恐怖を乗り越えたんだよ」と、“走るコンピューター”とも称された伝説のレーサー、ニキ・ラウダへのリスペクトをにじませコメントしていた。
舞台挨拶の途中、日本からの特別ゲストとしてフィギュアスケーターの安藤美姫が登壇。高級ジュエリーブランド「ピアジェ」の1億円相当のアクセサリーを身に付け、ゴージャスな姿で登場した安藤は「(ヘムズワースとブリュールが)すごくかっこいいので照れちゃいます(笑)。2人が演じたレーサーは競争するけど、いいライバル関係。素晴らしい世界が描かれていて、この映画の虜になった」と映画の感想を伝えた。また、好みの男性のタイプを質問された安藤は「私は自由奔放なハントさんに行っちゃうかも(笑)。でも、ハントさんの奥さん大変そう」と女性目線でキャラクターの魅力を語った。
最後にハワード監督は「本作を撮るまではF1についてそれほど知らなかったんだ。フィギュアの世界もまだ未知だけど、これを題材に映画を作るのもいいかもね。安藤さんは美しいし、ぜひ出演していただきたいよ」と冗談交じりにオファーを宣言。この発言を受け、安藤は「じゃあエステにでも行って、新作に備えますね(笑)」と切り返し、場内を盛り上げていた。【取材・文/トライワークス】