V7達成の『永遠の0』をはじめ、女性ターゲットの感動系が強い!北川景子&錦戸亮主演『抱きしめたい』も好調
ファーストデイのあったこの週末、多くの映画ファンが映画館に駆け込み、ドキュメンタリー番組「記憶障害の花嫁・最期のほほえみ」を基にした北川景子&錦戸亮主演のラブストーリー『抱きしめたい 真実の物語』が2位の好スタートを決めた。
全国311スクリーンで公開された本作は、土日2日間で動員24万6094人、興収2億7610万2650円を記録。男女比8:92と圧倒的な女性人気を誇り、10~20代を中心に幅広い層からの支持を受け、複数での来場が多かったというのが本作の特徴だ。
一方、今週も1位をキープし、V7となった『永遠の0』はサービスデイで興収こそ微減したものの、動員は先週土日2日間の28万6452人から29万5861人へと増加。累計では動員544万人、興収66億円を突破した。
両作に共通して言えるのは、女性をターゲットにしたハンカチ必携の感動作である事。アニメやエンタメ色の強い作品が上位を占める中、カップルや家族の愛といったわかりやすいテーマで、“映画で泣きたい”という人の指示も集めたはずだ。強力と見られていた洋画作品を上回る数字を叩き出し、またしても邦画人気の高さを見せつけた両作のワンツーフィニッシュはまだ何週か続きそうだ。【トライワークス】
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