KinKi Kidsが緊張のアフレコを振り返る!『ラッシュ プライドと友情』の舞台挨拶に登場|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
KinKi Kidsが緊張のアフレコを振り返る!『ラッシュ プライドと友情』の舞台挨拶に登場

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KinKi Kidsが緊張のアフレコを振り返る!『ラッシュ プライドと友情』の舞台挨拶に登場

1976年のF1グランプリを舞台に、2人の天才レーサー、ジェームス・ハントとニキ・ラウダのドラマを描く映画『ラッシュ プライドと友情』(公開中)。公開初日の2月7日、本作の日本語吹替版の主演を務めたKinKi Kidsの堂本光一と堂本剛がTOHOシネマズ日劇1に登場。駆けつけた観客を前に舞台挨拶を行った。

F1界きってのプレイボーイ、ハントの声を担当した光一は「昔からF1が好きで、ハントのこともよく知ってるだけにプレッシャーだった。演じていたクリス・ヘムズワースの素晴らしい演技、そして非常にプレイボーイな役どころで、余計に大変でした」とコメント。集まった女性客を見て「女性の方にも『男の世界って、なんだかいいな』と思っていただけるはずです」と自分の演技に自信をのぞかせた。

一方、繊細なレース運びで、当時のF1界の頂点に立ったラウダ。声を担当した剛は開口一番、「ツヨ・ラウダ…、いやニキ・ラウダを演じた堂本剛です(笑)」と場内の笑いを誘った。終始、笑いを交えたトークの剛だったが、「F1を知らない僕が、どれだけラウダの感情に寄り添うことができるのか…。経験のないことだったので緊張しました。ラウダ役のダニエル・ブリュールの演技が圧倒的に素晴らしかったので、そのグルーヴや温度を伝えたかった。人間的で愛にあふれたストーリーです」と真面目に映画のことも紹介していた。

それぞれのキャラクターについて聞かれ、光一は「生涯に5000人を抱いたといわれている方ですからね(笑)。でも、自分の人生をどう生き抜くかという彼の闘志は、ただのプレイボーイじゃない。大胆さと繊細さを兼ね備えている部分では似ているかも」と考察。剛も「ラウダの『幸せは敵だ』という考え方は、物を作る人では誰でも感じること。孤独を感じている方が創作意欲も出ますしね。ラウダの孤独と幸せの捉え方は自分にも通じるところがある」と共感を語った。

また、2人が提供したイメージソング「Glorious Days ~ただ道を探してる」と、本編映像で構成された「特別編集版『ラッシュ プライドと友情』Songs by KinKi Kids」も日本語吹替版の上映後に限定公開されている。この映像について光一は「編集が上手いせいか、あの映像を見たときにグッとくるものがあった。なかなか難しい歌で、聴くごとに味の出てくる楽曲だと思います」と表現した。

「F1のことは“ダウンフォース”ぐらいしか知りませんでした(笑)」とコメントしていた剛は「今回でF1のことをちょっと気になり始めました」と変化があったという。その後も、ヘムズワース、ブリュール、ロン・ハワード監督の3人が来日した際に直接会った話や、アフレコの裏話などを展開し、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/トライワークス】

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