ボーイ・ジョージ、「ジャスティン・ビーバーの気持ちがわかる」
ボーイ・ジョージは、ジャスティン・ビーバーを見ていると若いころの自分を思い出すそうで、彼の迷走に歯止めがきかなくなっている理由もよくわかるという。
ボーイ・ジョージもカルチャー・クラブのシンガーとして世界的大ヒットを飛ばし、時の人と呼ばれた80年代にはヘロインなどのドラッグ乱用でスキャンダルになり、暴行事件を起こしたこともあった。ジャスティン・ビーバーもアルコールや薬物の影響下での運転や隣人宅への卵投げ事件、暴行容疑、自家用ジェット機旅客乗務員への虐待的態度など次々と問題を起こし続けているが、ボーイ・ジョージは自らの若いころの経験と照らし合わせ、ジャスティンには他者の声は一切聞こえなくなっているという。
「僕には彼の気持ちは完璧に理解できるよ。いま彼になにか言ったところで、彼は君を笑うだけだ。僕もそうだったからね。人気絶頂のころ、誰かが僕に『君は自分のキャリアを台なしにしているよ』と言ったところで、僕は耳もかさなかっただろう。人の言うことなんか聞かないんだよ、あの年ごろは。残念なことだけどね。もしも聞いていたら、大騒ぎにならなくても済んだことがたくさんあったし、金だって無駄にしなくて済んだけどね」とAccess Hollywoodに話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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