『ゼロ・グラビティ』の主演はアンジーとダウニー・Jr.になるはずだった!
『ゼロ・グラビティ』の監督アルフォンソ・キュアロンが、同作の主演は当初ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックではなく、ロバート・ダウニー・Jr.とアンジェリーナ・ジョリーになるはずだったとHollywood Reporterに語っている。これは同監督がカリフォルニアのロヨラ・メリーマウント大学で行われた公開インタビューで明らかにしたもので、アンジェリーナはスジュールの都合で出演不可能になり、ロバートは体の動きを制限される演技が体質に合わず、降板したのだという。
「僕は、1人の人間が宇宙に浮かぶという映画を書いたんだ。そこから考えを発展させていって、技術面を研究した。いろいろなことを試すことができる幸運な状況にあった。俳優たちと話すこともそのうちの一つだった。アンジェリーナと話し合いを続けていた。しかし、彼女はある映画の撮影に参加し、自分の映画も監督することになった。そんなことがあって彼女は降板したんだ。また(ロバートの場合は)、技術的な問題を絞り込んで行くうちに、それがロバートの演技の妨げになることが明らかになってきた。彼は自由に息をすることができて、アドリブで演技を変えることができる時に素晴らしい俳優になる。しかし、僕たちが試した技術は彼には合わなかった。1週間ほど僕たちは何事も起きなかったかのように黙っていた。だが、話をして、『これはうまく行かない。(ロバートの主演は)難しい』という結論に達した」と同監督は話している。【UK在住/ブレイ【サブ3】DF-11194.jpgディみかこ】
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