真っ赤な学ランで祈祷!岡田将生、初めてのヒット祈願に緊張マックス!?
万城目学の同名小説を実写化した『偉大なる、しゅららぼん』(3月8日公開)のヒット祈願が増上寺で行われ、濱田岳や岡田将生、深田恭子のキャスト陣3人が登場。勝ち運のご利益があると言われている安国殿でご祈祷を行った。
本作は、琵琶湖の不思議な力を受け継ぐ男たちが、世界を滅ぼす大事件に直面するファンタジック・アドベンチャー。力を代々伝承する日出家とそのライバルの棗家とのぶつかり合いや、“殿”と“供”の関係を築く男子高校生など、万城目ワールドの真骨頂にふさわしい摩訶不思議な世界が展開する。
劇中同様、真っ赤な学生服に身を包み現れた濱田と岡田。伝説の力を持つとされる日出家の跡取り、淡十郎こと“殿”を演じた濱田は「CGの迫力ももちろんですが、キャラクターの感情や表情でも十分楽しい。エンドロールが流れても席を立たずに最後まで観てもらえれば、不思議な題名の謎がわかると思います」と、見どころをアピール。また、淡十郎のはとこ・涼介に扮した岡田は「琵琶湖が割れるCGシーンはとても迫力があります。ぜひ観て欲しいです!」と、初めてのヒット祈願に緊張しながらも熱を込めて語った。そして、淡十郎の姉で最強の力を持つ“グレート清子”を演じた深田は、本日、その清子の愛馬マレーボに騎乗。「マレーボに乗るために撮影前から乗馬をしたり、貴重な体験ができました」と話し、清子の役柄を楽しんだ様子を見せた。
また、勝ち運のご利益にあやかり、映画のヒット祈願とは別に勝ちたい事は何かと問われた3人。「こういった状況の中でも面白いことが言えるように、自分に勝ちたい(笑)」と語り、会場を沸かせた濱田に対し、岡田は「自分の限界を決めず、戦っていきたい」。続いて、深田も「色々なことに悩んだり心配になってしまうことが多いので、そんな弱い自分に勝ちたいと思います」と、前向きな抱負をそれぞれコメントしていた。
個性的で強烈なキャラクターであるものの、濱田、岡田、深田がその役柄になりきった『偉大なる、しゅららぼん』。3人の熱演はもちろんのこと、スクリーンいっぱいに広がる珍妙な世界にぜひ触れてみてほしい。【トライワークス】