歴代オスカー受賞者のちょっと変わったオスカー像置き場とは?

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歴代オスカー受賞者のちょっと変わったオスカー像置き場とは?

現地時間の3月2日に第86回アカデミー賞授賞式が開催されているが、歴代のオスカー受賞者は、オスカー像を意外な場所に置いているようだ。

Digitalspy.comによれば、『告発の行方』(88)と『羊たちの沈黙』(91)で主演女優賞を獲得し、2つのオスカー像を手にしたジョディ・フォスターは、バスルームにオスカー像を飾っており、「蛇口とセットでなんかいい感じなの」と語っていたが、現在は書斎のトロフィーケースの中に飾ってあるという。

『恋に落ちたシェイクスピア』(98)で主演女優賞を受賞したグウィネス・パルトローは、本棚のうしろに隠しているのだとか。05年のインタビューで、「なんか変なんだけど、オスカー像を見ると、私の人生で大変だった時期を思い出すの。なんかトラウマみたいな感じになっちゃうので、しばらくは物入れにしまっておいたこともあるわ」と語っている。

『Ray レイ』(04)で主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスはマネージャーに渡したんだとか。映画デビュー作『ピアノ・レッスン』(93)で11歳にして助演女優賞を手にしたアンナ・パキンは、秘密の引き出しに隠しておいたが、現在はブーツの横で眠っているらしい。

また、『普通の人々』(80)で助演男優賞を受賞したティモシー・ハットンは、「5年前に僕の家でホームパーティをしたんだけど、姉がオスカー像を冷蔵庫に入れちゃったんだ。『ゲストが冷蔵庫からビールを出そうと思って掴んだら、オスカー像だったって言うのはおもしろいじゃない』って感じでね」と語ったほか、『愛を読むひと』(08)で主演女優賞を受賞したケイト・ウィンスレットは、みんなから「オスカー像って重いの?持たせて!」と言われないように、トイレの後ろに置いているとか。『ハワーズ・エンド』(92)で主演女優賞を、『いつか晴れた日に』(95)で脚色賞を受賞したエマ・トンプソンは、「オスカー像は金色で大きくて輝いているから、バスルーム以外にフィットするところがないの」と語っている。

『グラディエーター』(00)で主演男優賞を受賞したラッセル・クロウは特にユニークで、「僕が所有するオーストラリアの鶏小屋に置いてあるんだ。オスカー像の存在で、鶏が大きな卵を産んでくれるからね」と意外な役立て方をしているようだ。

『世界にひとつのプレイブック』(12)で主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスは、「廊下に置いておいたら、両親が『こんなところに置いておいたらオスカー像がかわいそう』って言って、ケンタッキーの実家に持って帰って、ピアノの上に置いてある」と語っており、オスカー像の置き場所としてはまともな方かもしれない。

俳優として最高峰に上り詰めた証であるオスカー像は、意外と特別扱いされていないようだが、今年の受賞者がどんな場所にしまうのかも楽しみだ。【NY在住/JUNKO】

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