ウィノナ・ライダー、オスカー授賞式に10ドルのドレスで出席!

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ウィノナ・ライダー、オスカー授賞式に10ドルのドレスで出席!

アカデミー賞レッドカーペットのファッションチェックが、年々シビアになっている。

広告塔を務めるブランドのドレスを着ることでドレスを宣伝する女優もいれば、ブランド側が知名度と品がある女優に無償でドレスを提供するなど、熾烈なビジネスが存在するため、その時の気分でドレスを決めることはほぼ不可能だ。

また、お金と時間をかけても、「アン・ハサウェイの乳首ドレス」に見られるように、ワーストドレッサー女優としての汚名を着せられる憂き目にあい、キャリアの失墜を招くリスクもある。

しかし、ファッションチェックがそこまで厳しくなかった時代もあったようで、ジョニー・デップの元婚約者で知られるウィノナ・ライダーは、オスカーの授賞式に10ドル(約1020円)のドレスを着て行ったことがあるというから驚きだ。

『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(93)でアカデミー賞助演女優賞、『若草物語』(94)で立て続けに同主演女優賞にノミネートされたウィノナは、「私はバーゲンが大好きで掘り出し物を見つけるために足繁くショッピングに行くんだけど、ヴィンテージものが好きだから、私の洋服はほとんどそうなの」「オスカーに10ドルのドレスを着て行ったこともあるし、1月に、(ハイチ支援団体を立ち上げた)ショーン・ペンが主催した「ヘルプ・ハイチ・ホーム・ガラ」に出席した時も、05年のプレミア試写会で着たドレスを着て行ったのよ。一度気に入った物をまた着てみたいって思うのは自然なことだと思うけど」と、REDマガジンの4月号のインタビューで語っている。

ジョニー・デップとの婚約破棄がきっかけで一度は壊れてしまったウィノナだが、同誌で見せる黒のタクシード姿や黒いレースのセクシードレス、白くメルヘンチックなふんわりドレス姿は、42歳とは思えないほどの美しさ。昔着た服が着れるのは、変わらないスリムな体型を保っているからにほかならない。【NY在住/JUNKO】

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