今年初めてトップの座に輝いた洋画は『ホビット』!『土竜の唄』は12億円を突破し好調キープ

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今年初めてトップの座に輝いた洋画は『ホビット』!『土竜の唄』は12億円を突破し好調キープ

J.R.R.トールキンが「指輪物語」の前日譚として手掛けた物語を実写化した『ホビット 竜に奪われた王国』(公開中)が、14年に入ってから洋画として初めて首位の座に輝いた。全国681スクリーンで公開され、土日2日間で動員24万4577人、興収3億1326万6550円をあげている。

「ホビット」三部作の第2部にあたる本作は、主人公ビルボ(マーティン・フリーマン)とドワーフらが邪悪な竜によって奪われた王国を取り戻すため危険な旅に出るというアクション・アドベンチャー。今回、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズから、レゴラス役のオーランド・ブルームが再登場することや、人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが竜の声を担当していることでも話題だ。惜しくも受賞はならなかったものの、第86回アカデミー賞に3部門でノミネートされたほどのクオリティの高い映像や、前作を凌ぐスリリングなストーリー展開が盛り込まれているなど、改めてシリーズものの強さを見せつけた形となった。

ちなみに、第1部『ホビット 思いがけない冒険』(12)の初週はというと、土日成績は動員14万6315人、興収2億2051万7100円。比較してみても、首位デビューに加え、大幅に記録を伸ばしているのは歴然。世界規模で爆発的な興収を生み出しているシリーズだけに、今作もそれに続く勢いを見せてくれることは間違いなさそうだ。

なお、首位の座を奪われたものの2位にランクインした『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』(公開中)は、累計動員100万人、興行収入12億円を突破。前週動員比108%と推移を見せており、依然、好成績をキープしている。こちらもどこまで数字を伸ばすか注目だ。【トライワークス】

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