石川界人『聖闘士星矢』で先輩声優陣との共演に「緊張しました」とハニカミ笑顔
人気漫画家・車田正美の熱血画道40周年記念映画と題した『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』(6月21日公開)の声優発表会見が、3月4日に東映本社で開催。10年ぶりの劇場版で声優陣が一新され、主人公・星矢役には石川界人が抜擢された。石川は先輩声優陣たちとの共演について「めちゃくちゃ緊張しました!大作と呼ばれる作品でご一緒することになったので」とハニカミ笑顔を見せた。
会見に登壇したのは、石川界人、赤羽根健治、小野賢章、岡本信彦、野島健児、宮本充、真殿光昭、浅野真澄、川田紳司、桐本琢也の10人。石川は恐縮しながら「僕はまだ、デビューして2、3年目なのに、これだけの方々とお会いできるとは思っていませんでした。キャストに決まった時点で緊張しました」と告白。
紫龍役の赤羽根も「大先輩のみなさんの第一声を聞いた時、これ勝てるかなと。でも、それが励みになって、僕たちも全力でやっていかなければいけないなと思いました」と気合十分。氷河役の小野も「すごい緊張してガチガチでした。でも、いざ始まってみると、全てをぶつけてもちゃんと受け止めてくれるだろうなと思って、精一杯演じさせていただきました」と力強く語った。
ベテランの宮本は「石川くんに本当に感心しました。監督のOKが出ても、納得できないと、またやらせてくれと何度も言っていて。他のみなさんも本当にお上手。帰る道すがら、とても良い人たちと良い仕事をやらせてもらったなと思いました」と、若手声優陣を称えた。
「聖闘士星矢」は、1985年~1990まで、週刊「少年ジャンプ」で連載され、TVアニメ放映が漫画連載から9か月後という、当時としては異例の早さでスタート。多くのファンに根強く愛され、今も根強い人気を誇る。石川は「ただただ、僕の感じたままに星矢という役をやらせていただき、それを出せる環境を作っていただいのたで、全部出せたという感じです」と手応えを語った。【取材・文/山崎伸子】