ミック・ジャガーの13年来の恋人が自殺！巨額の借金が原因？

ミック・ジャガーの13年来の恋人でファッションデザイナーのローレン・スコット(47歳)が、3月17日午前10時ごろ、ニューヨークの高級マンションの一室で、ドアノブにスカーフをかけて首を吊っているのが発見されたと米CBSニュースなどのメディアが一斉に報じた。

発見者は彼女のアシスタントで、午前8時半に｢来てください｣という携帯メールを受け取り、彼女を訪ねたという。アシスタントはすぐに救急車を呼んだが、緊急隊員が到着した時点で死亡を確認した。

ミック・ジャガーは彼女の遺体が発見された時、3月19日から始まるローリング・ストーンズのオーストラリアツアーのためパースに滞在しており、｢ひどくショックを受け、精神的に打ちのめされている｣とスポークスパーソンがコメントしている。

ニコール・キッドマンやペネロペ・クルスなどを顧客に持つデザイナーだったローレンは、多額の借金に悩んでいたという。英紙デイリー・メイルによれば、ビジネスの失敗で約600万ドル(約6億円)の負債を抱えていたそうで、それでもミックからの経済的サポートは断り続けたらしい。今年1月に行われたロンドン・ファッションウィークでも、直前に自分のショーをキャンセルしており、理由は布地の配達が遅れてサンプルを縫う時間がなかったからだと説明していたが、実際には資金不足でショーができなかったとも囁かれていたという。

｢ローレンは経済的に行き詰っていた。自分のスタッフや仕入れ先にも支払いができなかった。資金難はずっと前から続いていた。セレブリティは彼女のデザインした服を着ていたが、商業的には成功せず、店舗で売れなかった。誰もが不思議に思っていたが、彼女はミックには助けを求めなかった。従業員たちは会社は潰れるだろうと思っていたし、布地の仕入れ先や縫製工場も彼女の会社と手を切る寸前だった｣とファッション関係者がデイリー・メイル紙に話している。【UK在住/ブレイディみかこ】