スカーレット・ヨハンソン「ウディ・アレン監督の性的虐待疑惑に巻き込まれるのは不本意」

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スカーレット・ヨハンソン「ウディ・アレン監督の性的虐待疑惑に巻き込まれるのは不本意」

スカーレット・ヨハンソンが、ウディ・アレン監督から子どものころに性的虐待を受けたと主張しているミア・ファローの娘、ディランを公に批判した。

ディランは、先月ニューヨーク・タイムズ紙に公開レターを発表し、スカーレットを含むアレン作品に出演したことのある大物俳優たちを名指しで非難したが、スカーレットは、性的虐待疑惑とは直接なんの関係もない俳優たちを巻き込むのは無責任だと反撃した。

「ネットで大騒ぎされる俳優たちをつかまえて、誰一人としてなにもコメントすることのできない事柄に名前を使うのは無責任だと思う。反発が起きているという認識はないけれど。誰かが告訴されて有罪判決が下ったとか、そういうことじゃないし、『彼らのライフスタイルは支持できない』とか言えるものでもない。すべては推測なのよ」とスカーレットは英紙ガーディアンのインタビューで語っている。公開レターの中でディランは、7歳の時に父親だったウディから性的虐待を受けていたことを詳細に明かし、疑惑に沈黙している映画業界の人々を批判していた。この疑惑を知ったあとでアレン監督を見る目が変わったかと尋ねられたスカーレットは、「そのことについてはなにも知らないもの。どんな方向にせよ、私が勝手に推測するのはバカげていると思う」と答えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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