ブリタニー・マーフィの突然死から4年!遺作が公開へ
『8 Mile』(02)や『シン・シティ』(05)で知られるブリタニー・マーフィが、32歳という若さで突然死したのはいまから4年前のことだが、4月4日から全米で、遺作となる『Something Wicked(原題)』が公開される。
『Something Wicked(原題)』は、過去の忌々しい出来事によって、新婚の男女がトラブルに巻き込まれていくというサスペンス・アクションで、撮影はブリタニーの死の直前に終了していた。
それにもかかわらず、公開がこれだけ遅くなった理由についてプロデューサーは、「いくつかのシーンを再撮影する必要があったのですが、オレゴンの特別な気候の下で撮影をするために、再度撮影許可を取らなくてはならなかったのです」と説明。
「撮影後に何か月もレビューを行い、シーンを組み合わせたあとに、改めてブリタニーの声を聞いたり演技を見たりすると、とても感傷的な気持ちになります。残念ながら遺作となってしまった同作で、我々は、最高の彼女を見せるという責務を背負って仕事をしました。ファンの方も、きっと満足してくれるでしょう。公園にたたずんでいるブリタニーを見れば、なぜ彼女がセレブでありスターだったのかがわかるでしょう」と、ニューヨーク・デイリー・ニュース紙に語っている。
ブリタニーは、09年12月20日に、ロサンゼルスの自宅のシャワー室で心肺停止状態で倒れているのを母親が発見し、病院へ搬送されたが到着時に死亡が確認された。死因は心不全とされているが、いまだにその死因は謎のまま。ブリタニーの両親が、ロサンゼルス検視局の出した結論を不服とし、12年に血液と毛髪及び組織の再検査を依頼した結果、毒殺説まで浮上している。【NY在住/JUNKO】
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