岡田将生を囲む『オー!ファーザー』チームはまさにファミリー的チームワーク!
「第六回沖縄国際映画祭」4日目の3月23日、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンター・シアター2にて、特別招待作品『オー!ファーザー』が上映。上映後に舞台挨拶があり、主演の岡田将生、忽那汐里をはじめ、佐野史郎、宮川大輔、河原雅彦、村上淳、そして、藤井道人監督が登壇した。
今作は、人気作家・伊坂幸太郎氏の同名小説を映画化。4人の父親を持つ高校生・由紀夫(岡田)が、父親たちと奇妙な同居生活を続けていたある日、ある事件に巻き込まれる。愛する息子を救うために奮闘する4人の父親の姿を描くサスペンス・コメディだ。
岡田は沖縄の印象について、「沖縄に来るのは3年ぶり。ほかの作品で1か月間ほど撮影していた時期があって、その時に1人で水族館に行って、とても寂しい思いをしました」と少し悲しいエピソードを披露。
由紀夫のガールフレンド・多恵子を演じた忽那は、「沖縄は7、8年ぶり。個人的には、沖縄の血が少し流れているので、親近感が湧いています。皆さんとお会いできてうれしいです。今日は、国際通りのレッドカーペットで皆さんから温かい歓声をいただき、ありがとうございました」と挨拶した。
そんな2人とともに撮影の日々を送った父親役の村上、宮川、河原、佐野。まず、村上は「(2人は)仲が良さそうだった。それは信頼関係があるからこそだと思う」とコメント。
続いて、宮川は「2人だけでなくみんなが仲良かった。もし、忽那さんが息子の恋人だったら、“毎日泊まっていってください”って言うと思う」と発言した。
次に、河原が「忽那さんが家に遊びに来たら、(宮川)大輔さんみたいにエンガワ(魚の部位)みたいな真っ白いタキシードと尖った靴で正装したいと思う」と宮川の服装をいじったコメントを発すると、会場は爆笑。
さらに、佐野は「こんな感じの家族なんですよ」と、家族愛に溢れた個性的でユニークな“ファミリー”を紹介するなど、出演者たちのチームワークの良さがうかがえた。
最後に藤井監督は「マージャンのシーンもすごく楽しそうで、カットした後も予測不可能なアドリブが続きました。家族愛を感じることができるワンシーンです」と、撮影秘話を告白。最後に「この映画は5月24日(土)から公開されますので、ぜひ今日観て面白かったことを家族や友達に伝えてほしい」とPRした。