品川ヒロシ監督を窪塚洋介が「日本のタランティーノ」と絶賛!庄司はふんどし姿で「遠くに行ったなぁ」
品川ヒロシ監督第3弾『サンブンノイチ』(4月1日公開)の公開直前イベントが3月25日にTOHOシネマズ日本橋で開催され、品川監督をはじめ、藤原竜也、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、中島美嘉、窪塚洋介、庄司智春(品川庄司)、河本準一(次長課長)、松田大輔(東京ダイナマイト)、ワッキー(ペナルティ)、YASU-CHIN(ヤスチン)の10名がズラリと登壇。賑やかなメンバーが爆笑トークを繰り広げた。
本作は、人生の一発逆転をかけて銀行強盗に挑み、成功させた3人の男たちが、手に入れた大金の横取りを狙う人々を巻き込んで起こすシニカルなコメディ。品川監督のもと、個性的な役者陣がそろったが、主演の藤原は「妥協せずに、的確にカットを撮っていく。すごく気を遣って、現場をうまく回してくれる」と品川監督を信頼しきり。
さらに中島も「空気を作るのがうまい方」、窪塚も「日本のタランティーノ。天才、あらわる!みんなの才能を引き出す天才だと思う」と絶賛すると、品川監督は「バラエティとの扱いの違いに、酔いそうです」と照れ笑い。河本が「もうちょっと、バラエティでも愛されると良いんだけど。品川とキングコングの西野は本当に嫌われているから」と、突っ込みを入れていた。
役者陣の評価に「本当に嬉しい」と笑顔を弾けさせた品川監督だったが、その視線の先にいたのが、ふんどし姿の相方、庄司だ。庄司は「遠くに行ったなぁ。センターマイクを挟んでいた頃は、近かったけどな」と目を細め、「相方がこうやって褒められるのは、本当に嬉しい!」とニッコリ。品川は「引き出すのがうまいって言ってもらっているけれど、俺、庄司の良いところ引き出せているのかな?」と苦笑いを見せたが、その言葉を受けた庄司は、「俺、これ以上もう何もないぜ。これ以上、俺に求めるなよ」と自虐的なコメントを発し、会場の爆笑を誘っていた。
また撮影中の印象的なエピソードとして、「小杉さんが窪塚くんにビビりすぎて、1回“鬼塚くん”って呼んだんです」と明かした品川監督。「今日もビビってましたよね」と言われた小杉は、「そんなことないよ。洋ちゃんって呼んでいるし。かわいい弟みたいなもんや!」と必死のコメント。しかしながら、その展開に乗った窪塚が恐ろしい顔でぐっと小杉に詰め寄ると、「うわ!ビックリして右の肺がつぶれそうになった!コンプライアンス(委員会)呼んでください!」と、ビビりまくり。品川監督は「こんな感じで、本当に楽しい現場だった」と満足気な笑顔を見せていた。【取材・文/成田おり枝】