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クリスチャン・ベールにD・フィンチャー監督が熱視線!

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クリスチャン・ベールにD・フィンチャー監督が熱視線!

スティーヴン・スピルバーグがリメイク権を獲得した『そして父になる』(13)。監督を務めた是枝裕和は、「福山雅治が演じた野々宮良多役には、クリスチャン・ベールを希望する」と発言しているが、『ソーシャル・ネットワーク』(10)のデヴィッド・フィンチャー監督も、クリスチャンに熱い視線を注いでいるという。

ハリウッド・レポーター誌などが、「デヴィッド・フィンチャー監督が、アップル社の創始者スティーブ・ジョブズを描いた作品でメガホンをとる」と報じたが、監督は、『ファイト・クラブ』(10)でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『アメリカン・ハッスル』(14)で同主演男優賞にノミネートされたクリスチャンがスティーブを演じことを条件にしているという。

Facebook創始者のマーク・ザッカーバーグを描いた『ソーシャル・ネットワーク』は、アカデミー賞作品賞、監督賞、そしてマークを演じたジェシー・アイゼンバーグが主演男優賞にノミネートされ、アーロン・ソーキンが脚色賞を受賞している。そのフィンチャー監督が、脚本家のアーロン・ソーキン、プロデューサーのスコット・ルーディンと再タッグを組み、アップル社の共同設立者だった故スティーブ・ジョブスの生涯を描くプロジェクトが進行中。ウォルター・アイザクソン著作の「Steve Jobs: The Exclusive Biography」を基に描かれるもので、ソニー・ピクチャーズが、スティーブが亡くなった1週間後にプロジェクトを開始し、すでにアーロンは脚本の執筆を終えているという。

「フィンチャー監督もアーロンも、クリスチャン・ベールがスティーブを演じるのが条件だとソニー側に話をしているようです。ソニー側もその意見に賛成なようです」と、関係者がthewrap.comに語っている。

同作は、アシュトン・カッチャーがスティーブを演じた『スティーブ・ジョブズ』(13)とは違い、Mac誕生、NeXT誕生、そしてiPod誕生という3つのパートに分けて描かれるそうだが、肝心のクリスチャンは、モーゼ役を演じているリドリー・スコット監督作『エクソダス(原題)』の公開を終えたばかり。

クリスチャンは少々気難しいことでも知られているだけに、製作側はまだオファーしていないようだが、クリスチャンのゴーサインが出次第、プロジェクトを開始する予定だとか。クリスチャンが主役に決まれば、『ソーシャル・ネットワーク』の最強チームでプロジェクトが進行することになる。【NY在住/JUNKO】

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