釈由美子、水谷豊たちを乗せた軍用ジープを自ら運転「すごく緊張しました」

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釈由美子、水谷豊たちを乗せた軍用ジープを自ら運転「すごく緊張しました」

人気刑事ドラマの映画最新作『相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ 』(4月26日公開)のTOKYOプレミアムイベントの舞台挨拶が、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。水谷豊、成宮寛貴ら豪華キャストと和泉聖治監督が登壇。「右京さーん」という黄色い歓声を受けた水谷は「相棒ワールドへようこそ」と観客を誘った。

舞台挨拶に登壇したのは、水谷、成宮、伊原剛志、釈由美子、宅麻伸、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西惇、六角精児、神保悟志、片桐竜次、小野了、石坂浩二、和泉聖治監督の15名。水谷は「普段は地味にコツコツと撮影をしているので、レッドカーペットを歩くなんて、正直言うと、戸惑いました」と苦笑い。成宮も「上がっちゃいます。でも、うれしかったです。ご褒美ですね」と喜びを口にした。

今回、屈強な島の民兵役を演じた釈は、劇中で水谷たちを乗せた軍用ジープを実際に運転したという驚嘆の撮影裏話を激白。「監督から『釈ちゃん、運転して』と言われて。ええ!?って。そしたら監督が『大丈夫。公道じゃなく、ここは私道だから』と言われたんです(苦笑)。何かあってはいけないと思ってすごく緊張しました」。水谷は「すごいバンピングでした」と笑うと、成宮も「あれ、カメラじゃなくて、僕たちが揺れているんです」と告白し、笑いを取った。

また、水谷は「宅麻さんが、男に人気があるのがわかりました」と意味深発言をすると、宅麻は「それ、どういう意味ですか?一瞬、ドキっとした」と戸惑いの表情を見せ、会場は大爆笑。すると成宮も「宅麻さんは本番ギリギリまでずっとしゃべってる」と宅麻をいじると、宅麻は「それ、石坂さんだろ」と石坂浩二のおしゃべりぶりを暴露。彼らのやりとりで、現場の雰囲気の良さが伝わってきた。

最後に、水谷は、『相棒 劇場版III』の手応えについてこうアピール。「シリーズの映画は2本、3本やると、違う方向へ行ってしまいがち。3本とも面白かったのは『ゴッドファーザー』だけ。『相棒』がそれ以外です」。

特命係2人がメインの映画としては『相棒 劇場版II』(10)以来、約3年ぶりの新作となる『相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ 』。東京から300キロ離れた絶海の孤島を舞台に、謎めいた事件が起きるという、スケールの大きい作品となった。【取材・文/山崎伸子】

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