キャメロン・ディアス「1対1の恋愛は人間を不幸にする」
キャメロン・ディアスは、人間界での一夫一婦制は不自然だと考えているそうで、人は1対1の恋愛にこだわると不幸になると警告している。
「同性の友人なら何人でも持てるでしょう。一緒にすることは友人によって違うわ。1人1人の友達とそれぞれ異なった共通点があるから、特定のことを特定の友人と一緒にするのよ。でもなぜか恋愛関係となると、私たちは1人の男性に自分のすべてを理解してもらい、すべてのニーズを満たしてもらおうとする。だから失敗するんだと思うの」と英紙ミラーのインタビューで話している。「それでは複数の恋人と同時に交際すればいいのか?」と質問されると、キャメロンは「それでいいんじゃない?それのなにがそんなにいけないの?」と答えている。
キャメロンは自分の人生を振り返っても一夫一婦制は人間の本能に反していると思うそうで、「すべての人がそれを求めるのは、それが幸福なんだと教え込まれているからよ。彼らはそれを追いかけて追いかけて、『どうしてこれが幸福になることだと思っていたんだろう。自分はいま、不幸だ』と気づくの。本当に生まれながらに1対1の恋愛を好む人なんていないんじゃないかしら。私たちの本能は動物と同じよ。私たちは1対1で交際するようにすり込まれる社会に生きているだけ」とIn Style誌のインタビューでも語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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