またマドンナに差別発言騒動!野菜を「ゲイ」と呼んでネット炎上

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またマドンナに差別発言騒動!野菜を「ゲイ」と呼んでネット炎上

マドンナと言えば米国のみならず世界的なゲイ・アイコンであり、同性愛者の権利擁護のために戦ってきたセレブというイメージが強いが、その彼女が同性愛者を差別するような発言をしたとしてネットで非難を浴びている。

英国版ハフィントンポストによれば、マドンナはエンタメサイトBUZZFEEDの連想ワードゲームに参加し、与えられた一つの言葉から連想する言葉を紙に書いていた。ゲーム中、日本では青汁の原料としても知られている野菜「ケール」を与えられたマドンナは、連想する言葉として「ゲイ」と書いた。さらに、「プーチン大統領」という言葉を与えられた時にも、やはり「ゲイ」と書いたらしい。マドンナは、プーチン大統領を「あからさまに同性愛者の人権を認めようとしていない」と批判したことがあるので、皮肉のつもりで「ゲイ」と書いたようだが、だとしても他人をさげすむ言葉に「ゲイ」というワードを使うのは無神経だと一部のファンたちが激怒している。

「ケールを『ゲイ』と呼んだのは、彼女はその野菜が嫌いだということを意味している。だからそれは侮辱だ。『ゲイ』という言葉をネガティブな意味で使う人々にはもう飽き飽きだ」「マドンナは文化的に無神経過ぎる。次から次に愚かな発言ばかりしている」「マドンナはゲイを愛するあまり、その言葉を使って他人をバカにし始めた」などのツイートが続々と投稿されているが、中には「僕はゲイだけど全然怒っていない。ケール好きだし」「たまには物議を醸すことを言わないと、みんなマドンナの存在を忘れるからね」といった意見もある。

マドンナは今年1月にも黒人への差別用語を使ってネットを大炎上させ、「人種差別的な意図があったわけではない。気分を害した方々にはお詫びします」という謝罪文を発表した。【UK在住/ブレイディみかこ】

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