「キョウリュウジャー」最終回の裏に隠されたもうひとつの事件!あのヒーローが冴えないジャージ姿を披露
“恐竜”をモチーフにしたヒーローが活躍するスーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」。14年の2月にテレビ放送が終了した同シリーズは、竜星涼や斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉、丸山敦史という若手俳優が出演し、人気を博した戦隊ものだ。そのキョウリュウジャー全員が5月10日(土)より公開の『俺たち賞金稼ぎ団』で、新たな役柄に挑戦!
「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」の出演者を起用し、テレビシリーズとは違う物語を描く「TOEI HERO NEXT」シリーズの第4弾となる本作。キョウリュウジャーが最後の戦いに臨むその裏で、劇団員に扮したメンバー6人がとある事件の謎に挑む姿を描く。
キョウリュウレッドを務めた竜星が演じているのは、ひょんなことから劇団に参加する大学生の赤井。肩まで髪を伸ばし、赤ジャージにメガネ、ヒーローの姿とは程遠い冴えない青年に扮する。一見パッとしない風貌にも思えるが、劇団の中で才能を見出されていくというから、「獣電戦隊~」と同様の活躍が期待できそうだ。また、キョウリュウブラックの斉藤は乙女な気持ちを持つ黒田に扮し、常に誰かの背後に隠れて戦況を見守る気の弱い雰囲気を醸し出す。キョウリュウブルーの金城は唯一、劇団員ではない街の巡査の青木役。「獣電戦隊~」でも一人、年齢の高い役柄だったので、そのあたりはリンクしているようだ。
そのほか、キョウリュウグリーンの塩野は正統派の役者・緑に、紅一点のキョウリュウピンクの今野は小悪魔でツンデレの桜川に、キョウリュウゴールドの丸山は劇団を主宰する金原をそれぞれ好演。一見すると「獣電戦隊~」とは全く違う役柄に見えるが、物語を追っていくと、ヒーローの姿を彷彿とさせてくれるからファンにはたまらない!
監督には「獣電戦隊~」と同様の坂本浩一が務めているほか、脚本にはヨーロッパ企画の酒井善史、脚本監修には上田誠が参加。キョウリュウジャー6人の新たな魅力を最大限に引き出しているので、しっかりチェックしておこう!【トライワークス】