これが本当のジャイアント・キリング!W杯開幕前に見ておきたいサッカー映画はコレだ

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これが本当のジャイアント・キリング!W杯開幕前に見ておきたいサッカー映画はコレだ

いよいよ6月12日(木)(日本時間13日)より開幕となるFIFAワールドカップ2014ブラジル大会。本日、日本代表メンバーが発表され、まもなく日本全国がW杯一色へ!そんなわけで、開幕が迫った今、W杯を巡るドラマやその知られざる裏側を捉えたドキュメンタリー映画を数本おススメしたい。

まずは新作映画を1本。FIFA(国際サッカー連盟)が「この映画を応援している」とオフィシャルでコメントを寄せている『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』(5月17日公開)だ。“世界最弱”のアメリカ領サモア代表チームがW杯予選で初勝利を目指す姿を捉えたドキュメンタリー。同チームは、2001年のW杯予選にて0対31という国際Aマッチ史上最大点差でオーストラリアに大敗。さらに、公式戦30戦では200ゴール以上の失点を重ね、10年以上にわたりFIFAランキングは最下位だ。そんなサモアチームの面々が、オランダ人監督のもとで、徐々にゲームの勝ち方を覚えたくましくなっていく。不屈の精神で必死に勝利をもぎとろうとする姿は感動的!まるで、人気サッカー漫画の「ジャイアント・キリング」のようだ。

続いては、『奇蹟のイレブン 1966年北朝鮮VSイタリア戦の真実』(02)。1966年のイングランド大会グループリーグ最終戦で強豪イタリアを破り、本大会で3位になったポルトガルから3点先取した北朝鮮チーム。W杯史上最大の番狂わせと言われるこの奇跡のワケを、当時の北朝鮮の関係者などの取材を通して明らかにする。また02年、日韓大会の決勝戦と同日に行われた、FIFAランキング最下位決定戦の模様を追ったのが『アザー・ファイナル』(02)だ。勝ち負けを問わず、ブータンとモントセラトの選手たちの情熱がダイレクトに伝わってくる1本である。

強かろうと弱かろうと、夢の舞台を目指す気合いはどの国も一緒。国と国とのプライドを賭けた戦いだけでなく、その裏には必ずドラマが生まれるのもW杯の醍醐味だ。これらの映画を観れば、W杯を別な視点から観られるかも!開幕前に、世界で最も愛されているスポーツ、サッカーを巡る逸話を肌で感じてみては?【トライワークス】

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