大泉洋たちがサプライズ演出に「ちょっとした異臭騒ぎ」と苦笑い

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大泉洋たちがサプライズ演出に「ちょっとした異臭騒ぎ」と苦笑い

劇団ひとりが自身の小説を映画化し、監督に初挑戦した『青天の霹靂』(5月24日公開)の“ブループレミア試写会”イベントが5月20日に開催。主演の大泉洋、柴咲コウ、監督の劇団ひとりが舞台挨拶に登壇。本作が親子の愛を描く感涙映画ということで、来場者には涙の雨に濡れないようにと、サプライズでブルーのレインコートが配布され、それを全員が着用。劇団ひとりたちは、会場に入ると驚きながらも「ブルーコートのビニールのにおいがくさい」と苦笑い。大泉も「ちょっとした異臭騒ぎになっています」と会場を笑わせた。

大泉は「映画に出るよりも宣伝の方が好き。わーきゃー言われるから勘違いできる」と大はしゃぎ。柴咲は「良いですよ。ずっとしゃべっていて」と笑顔を見せる。大泉と共に、全国キャンペーンを回ってきた劇団ひとりは「本当によくしゃべる。こんなにしゃべる役者さんは珍しい」と呆れ顔。大泉は「良かれと思って、僕はやってるんです」とブーイングし、会場は大爆笑となった。

明日は、大泉の本拠地というべき札幌のキャンペーンに行くとのこと。劇団ひとりは「大泉さんから『相当旨いものを食べさせます。その代わり、キャンペーンの3日前から肉や魚は食うな』と言われました」と不服そうに訴えた。大泉は「だって肉もあるし、魚もあるし、スープカレーもある」と、しゃべりまくったが、そろそろ舞台挨拶が終了の時間に。大泉は「締めの挨拶?いや、こっちは(食べるものの)締めの話をしているんだ。良いんだよ。映画なんて見なくたって」と、シャレを絡めて文句をつぶやき、また、会場は爆笑の渦に包まれた。

最後に、大泉は、今日の舞台挨拶について「謹んでお詫び申し上げます」と謝罪。続けて「実に良作です。笑いもありますし、ぐっとくるシーンも詰め込んだ劇団ひとりは天才だと思います」と褒め称えながらも「よくもこれだけの作品がマグレでできたなと」と、最後に落とし、笑いを取った。劇団ひとりは「明日が札幌ってことで、昨日からそうめんしか食べてないです。札幌でおいしいものを食べてきます」と食べ物についてのみコメント。最後まで笑いでいっぱいの舞台挨拶となった。【取材・文/山崎伸子】

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