ダグ・リーマン監督が爆弾発言!トムはプロの俳優だがアンジーは出しゃばりすぎ?
アンジェリーナ・ジョリーがブラッド・ピットと付き合うきっかけとなった『Mr.&Mrs.スミス』(05)でメガホンをとったダグ・リーマン監督が、アンジェリーナに苦言を呈している。
トム・クルーズ主演の最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(7月4日公開)でもメガホンをとっているリーマン監督が当時の様子について語った。
「『Mr.&Mrs.スミス』のあるシーンについて、僕とアンジェリーナはまったく違う意見を持っていました。それで僕は、『ここに座って議論するのもいいけれど、時間の無駄だからとにかく2パターン撮影していい方にしよう』と提案しました。すると彼女は、『でも、どうせ監督は編集室で自分の考えている方を選ぶんでしょう?』と言ったんです。それで私は、『僕は監督だからね。でも、エゴではなく映画にとってベストな方を選びたいと思っている』と答えました。私たちの間に、ある種の緊迫感があったのは事実です」と英ザ・タイム紙のインタビューで語っている。
一方、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のトムについては、「彼は彼女とはまったく違っていて、まさに俳優のプロ。そういう会話は絶対にありえません。トムは、『監督はどういうのがお好みですか?僕ができる範囲のすべてのことをやってみるので、あとは編集室でご自身が決めてください。監督が最高の映画を作れるように、可能な限りの選択肢を提供したいと思っています』と言ってくれたんです」と絶賛している。
「監督の声より人気のあるスター俳優の声が強くなって、自分が思うような映画が撮れなくなると、時には映画を台なしにしてしまう恐れがあります。僕はただ、その時にできる限り最高の映画を撮りたいと思っていて、そのために全力を尽くしているのです」と結論づけている。
最近アンジェリーナは、役者を引退して監督業に専念することを宣言。明確な意見やビジョンがあるアンジェリーナにとって、それは正しい選択なのかもしれない。【NY在住/JUNKO】