アンジーが鑑賞して思わず吐いてしまった主演作は?
アンジェリーナ・ジョリーは、自らの出演作を見て吐いてしまった経験があるらしい。
その作品とは、日本で劇場未公開のSF『サイボーグ2』(93)。アンジェリーナは、長編デビュー作ともいえる同作で、人間の感情を持った暗殺ロボットのキャッシュ・リースを演じているが、「最初に映画を観た時、思わず吐いてしまったの。もうムカムカしちゃったわ。キックボクシングは初めての経験で楽しかったけどね。まだ17歳で、リアルな映画を作りたいという思いしかなったけど、首を切られてもしゃべっている自分を見て気分が悪くなったの。兄が私を抱きかかえてくれて、『大丈夫だよ』と言ってくれたのを覚えているわ」
「私はこれまで、自分がまじめな役ばかり演じていると信じていたの。だから周囲の人に、『気がふれた人物を演じると素晴らしい』と言われるのが不愉快だった。でも、いま思えば、どれも子どもたちに見せられない映画ばかりだわ」とbuzzfeedのインタビューで語っている。
一方で、『ツーリスト』(10)以来、実に4年ぶりの主演作となる『マレフィセント』は、アンジェリーナの代表作になること間違いなしとの高い評価を得ている。【NY在住/JUNKO】
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