柳沢慎吾、警察ネタは「もう飽きている」と告白!?
映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(6月6日公開)のジャパンプレミアが6月2日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、柳沢慎吾、道端アンジェリカ、子役の小林星蘭が笑顔でレッドカーペットを闊歩。前説もこなして自ら場を温めた柳沢は、「美女に囲まれてテンション上がっちゃうね!」とノリノリ。「この映画を見て、良い夢見ろよ!」と語りかけ、大いに会場を盛り上げた。
鬼才ウェス・アンダーソン監督がメガホンをとり、ホテルのコンシェルジュとベルボーイがホテルの威信をかけて、得意客を殺した犯人捜しに挑む姿を描く本作。劇中のホテルが「ノー」と言わないことが鉄則であることにちなんで、“無茶ぶり”をされた経験を聞かれた一同。道端は「『ジンベイザメにキスしてほしい』というロケがあった」、小林は「よくモノマネが得意と言っているので、『新しいモノマネをやってください』と言われる」と告白。柳沢は「『笑っていいとも』の最終回のステージに出されちゃって!」と口火を切り、ステージでの心境を振り返ってくれた。
柳沢は「やったんですよ。警察ネタと甲子園ネタを。あの時は、本当に無茶ぶり!憲ちゃん(木梨憲武)に『行こう!』って言われて。全国が注目している番組だし、怖かった!」と述懐。「あれはびっくりしたね」と興奮した様子で語ると、番組を見ていたという小林が「面白かった!すごかった!」と柳沢の奮闘を絶賛。柳沢も「あとでサインあげるね」と大喜びだった。
その後も柳沢のトークは止まらず、「みんなの笑顔が見たい!」とネタを披露するなど、大サービス。道端と小林を巻き込み、警察ネタと甲子園ネタをたっぷりとお見舞いすると、登壇者陣も会場も大爆笑だった。会場の反応を見て「これ、まだイケルね!」とネタの鮮度を再確認した柳沢だったが、「でも、本人は飽きちゃっているんだよね」と苦笑い。それだけに新しいネタを研究中とのことで、「今年の夏くらいには見せられると思う。『福男』っていうの!」と明かして、またまた会場を笑いの渦に巻き込んでいた。
柳沢のサービス精神には、道端も「裏と表でこんなに変わらない人っているんですね。裏でもずっと面白い」、小林も「テレビで見ている時より、会った時にもっと面白いってわかる」と感心しきり。最後には柳沢が、「この映画、星5つです!」と堺正章のモノマネでしっかりと映画をアピールして、爆笑のジャパンプレミアを締めくくった。【取材・文/成田おり枝】