エルトン・ジョン、プーチン大統領と同性愛者問題で会談へ?
エルトン・ジョンが11月にコンサートでロシアを訪れた際、プーチン大統領に会うつもりでいることを明かした。
ロシアでは昨年、同性愛プロパガンダ禁止法が制定され、同性愛に関する宣伝行為が禁止されているが、プーチン大統領はエルトン・ジョンのファンで、「人間としてもミュージシャンとしても傑出した人物」「わが国の何百万という国民が、彼の性的指向にかかわらず、エルトンを愛している」と発言したことがある。これを受けてエルトンは、ロシアの反同性愛法についてプーチン大統領と直談判する決意を固めたようだ。
エルトンはSKYニュースに「僕は11月にロシアに行くので、なんとかプーチン大統領と会って話をしてくるつもりだ。どんな結果になるかはわからないけどね」と語っている。
また、エルトンはキリストが生きていたら、同性愛者にも結婚の権利が与えられることに賛成するだろうと主張している。「もしキリストがいまも生きていたら、彼がどんな人物だったかを考えた場合に、同性愛者が結婚してはいけないなんて言わないと思うんだよね。彼は愛と慈悲と寛容を教えた人で、人々を一つにしようとした。教会という場所はそうでなくてはいけないはずだ」とエルトンは話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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