監督が激白!『きみに読む物語』主演ふたりの仲は最悪だった?

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監督が激白!『きみに読む物語』主演ふたりの仲は最悪だった?

ニック・カサヴェテス監督作の『きみに読む物語』(04)といえば、泣ける恋愛映画トップ10に君臨する名作だが、主人公のふたりは撮影中あまり仲がよくなかったらしい。

1940年のアメリカ南部シーブルックを舞台に、青年ノアと少女アリーのひと夏を描いた同作で、ノアを演じたライアン・ゴズリングと、アリーを演じたレイチェル・マクアダムスは、同作がきっかけで交際をスタート。リアリティあふれる演技が絶賛された。

しかし、カサヴェテス監督が当時の様子をVH1のインタビューで赤裸々に語っている。「この話をすべきかどうか迷ったのですが、ふたりは撮影中に大喧嘩をして険悪ムードだったこともあるんです。あるシーンで、約150人のキャストやクルーが取り囲むなか、ライアンが僕のところに歩いて来て、『ニック、お願いがあるんだ。レイチェルじゃなくて、別の女優をここに連れてきてもらえないだろうか』って言ったんです。僕は耳を疑って、『なんだって?』って聞き返したのですが、『彼女とではこのシーンは撮影できない』って言われたんです」

「プロデューサーと一緒に彼らを部屋に連れて行ったら、お互いに叫びながら罵り合いを始めたんです。私たちは外に出てタバコを吸いました。それからとにかく落ち着いて、このまま撮影を続けようということになったんです。その後の撮影も決してスムーズとは言えませんでしたが、これをきっかけにライアンがアリーという役どころを尊重してくれて、どうにか撮影が終わったんです」

ライアンとレイチェルは、オンオフを繰り返しながら約4年間の交際したが破局している。【NY在住/JUNKO】

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