女子中高生からの熱烈な支持!『マレフィセント』『好きっていいなよ。』がワンツーフィニッシュ
先週、初登場で『アナと雪の女王』から首位の座を奪取した『マレフィセント』。公開2週目を迎えた7月12、13日の週末、『マレフィセント』が動員43万4129人、興行収入6億455万6200円をマークし、2週連続の首位を獲得した。前週動員比86.7%と好調な推移で累計動員は145万人、累計興収は19億円を突破している。
2週目も客足が衰えず、満席が続出したという『マレフィセント』。ヒットの要因となっているのは、初日から変わらぬ客層の広さだ。普段劇場に足を運ばない女子中高生の姿が多く見受けられ、さらに「眠れる森の美女」の新たな物語というだけあってファミリー層も多く足を運んだという。その客層の広さを物語るかのように吹替版の興行も好調で、先週末は字幕版47%に対して吹替版53%と優勢。今週末は字幕45%に対して吹替55%とその傾向がより顕著になってきている。
初登場で2位にランクインしたのは『好きっていいなよ。』。累計600万部を超える葉月かなえ原作コミックを実写映画化しただけあって、期待値の高さは抜群。全国246スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員13万5801人、興収1億5959万500円と好調なスタートを切った。こちらは女子中高生グループを中心に、女子小学生グループ、女子小学生の親子連れ、中高生のカップル、女子大生まで幅広い女性客が来場したという。学生中心の客層なので、夏休みにかけてさらに客足を伸ばしていきそうだ。
先週初登場2位だった『オール・ユー・ニード・イズ・キル』が3位に、公開18週目となる『アナと雪の女王』は4位にランクイン。『アナと雪の女王』は累計動員は1955万人、累計興収は248億円を突破した。次の週末にはスタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』(7月19日公開)の公開が控えており、さらなる混戦が予想される。【トライワークス】