『渇き。』の小松菜奈が浴衣で舞台挨拶し、苦い思い出を告白
『告白』(10)の中島哲也監督作『渇き。』の大ヒット舞台挨拶が、7月15日にTOHOシネマズ日本橋で開催。小松菜奈、清水尋也、森川葵、高杉真宙ら10代の若手俳優陣が全員浴衣で登壇した。小松は撮影以外で浴衣を着るのは久しぶりということで、「中学校の夏休みに、るんるん気分で着て行ったらどしゃぶりになり、そのまま花火を見ました。それ以来、着てないです」と苦い思い出を語った。
小松との共演シーンが多かった清水は、撮影の合間にいろんな話をしたそうだが「正直、全く覚えてないです。他愛もない話で」と振り返った。小松は「すごく覚えてます。たまにうるさい時もあったけど、現場は清水くんの明るさで楽しくできました」と笑顔を見せた。
森川は、小松について「小松菜奈は持っているものがすごい。自分なのか、長野(役柄)なのかわからないくらい加奈子に惹かれて演じました」と言うと、小松も「本当ですか?」とうれしそうだった。『仮面ライダー鎧武』 でも人気の高杉真宙は、劇中で金髪にピアスで登場したが「普段、あんな髪型ってなかなかできない。そういうのが楽しい」と笑顔でコメント。
本日登壇できなかった二階堂ふみも、電話で参加し、クロストーク。「菜奈ちゃんの浴衣を拝みたかった」と語った後、「現場はハードだったけど、けっこうカットされました」と苦笑い。また、本作については「覚悟のいるものがあったりするけど、ひとつのエンタテインメントとして見てほしい」と会場に訴えかけた。
突然、失踪した娘(小松菜奈)の行方を捜す元刑事の父親(役所広司)。その後、衝撃的な事実が明かされていく。過激でディープな内容から、賛否両論のレビューが飛び交い、SNSでも盛り上がりを見せている。【取材・文/山崎伸子】
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