着流し姿の“剣心”佐藤健、もみくちゃにされる!ファン4000人を前に「服も乱れちゃった!」
佐藤健主演の大ヒットアクションの続編として2部作連続公開される『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日公開)、『るろうに剣心 伝説の最期編』(9月13日公開)。7月23日に東京国際フォーラムでプレミア試写会が開催され、佐藤をはじめ、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、土屋太鳳、高橋メアリージュン、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督が登壇。本作のロケ地のひとつである熊本県から、ゆるキャラ・くまモンも駆けつけて、大いに舞台挨拶を盛り上げた。
原作ファンの間でも評価の高い「京都編」を基に、日本転覆を狙う“最狂の敵”志々雄真実と、緋村剣心との死闘を圧倒的なスケールで描く本作。会場にはおよそ4000人が集まり、客席の間をぬってファンからもみくちゃにされながら登場した一同。佐藤は、「みんな激し過ぎでしょう!撮影もハードな現場だったけれど、撮影が終わってからもこんなにハードな思いをするとは。息も切れちゃって、服も乱れちゃって。でも嬉しいです!」とファンの熱い歓迎に驚きながらも、感謝の一言。
志々雄役を演じる藤原は、「クソ暑いスーツを着た」と包帯グルグル巻きの“志々雄スーツ”を述懐。「淡々と演じようと思っていたけれど、結果、『うおおお!』というぐらいのものになっていた。楽しくやらせてもらいました」と、圧倒的オーラを放つ悪役に充実感をにじませていた。
またこの日、一番の声援を受けていたのが神木で、挨拶し始めても黄色い歓声が鳴り止まないほど。これには佐藤も「うるさいよ!神木がしゃべっているだろう!」とノリノリで突っ込み、会場も大爆笑。神木は照れ笑いをのぞかせながらも、「外は暑くて熱中症にも気をつけてほしいですが、この夏は“剣心”でもっと暑くなってください」とアピールしていた。
舞台挨拶の締めには、佐藤が「最後までたどり着くことができないんじゃないかと思いながら、撮影をしていた。大きなケガや失明などの恐怖もあり、役者生命をかけてやったといってもおおげさではない」とハードな撮影を振り返り、「こんな経験をさせていただいて、すべての方に感謝します」と清々しい笑顔で力を込めるなど、それぞれの熱意、自信のほどが伝わる舞台挨拶となった。【取材・文/成田おり枝】