ダニエル・ラドクリフ、「『ハリポタ』6作目は見るに堪えない」
『ハリポタ』シリーズの完結から3年が過ぎたいま、ダニエル・ラドクリフはようやく本音が言えるようになったのか、シリーズ6作目『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)について「大嫌い。見るに堪えない」と発言している。
「僕は自分が出ている映画を見るのは嫌いなんだけど、一応、じっと座って全編を見る。それはたぶん、出演作のプレミアに行っているわけではないんだから自分の映画を見る必要はないって気づいていなかったからだ。最近になって、無理に見る必要はないんだってようやくわかったけど。でも、なんとなく誘われるままにみんなと一緒に座って、自分の出演作を見ていた。だけど『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は見るに堪えない。あの映画の僕は、よくないからさ。あれは大嫌いだ。僕の演技は一本調子で、うぬぼれていたのがわかる。僕がやろうとしていたことが、ちっともスクリーンを通して伝わっていない。僕のベストは5作目(『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』)だよ。成長が見えるからね」と英紙メイル・オン・サンデーに話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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