名女優グレース・ケリーの60'sファッションが美しすぎる!デザイン画と実際のドレスを見比べてみた
ハリウッドスターからモナコ公妃となったグレース・ケリーの知られざるエピソードを描く『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(10月18日公開)。グレース・ケリーと言えば、“ケリーバッグ”の名前の由来になっているなど、当時のファッションアイコン的な存在としても有名。劇中でも、お手本にしたくなるような華やかな衣装が多数登場する。
本作の衣装デザイナー、ジジ・ルパージュは、グレースの実際のスタイルを参考に、60年代のファッションを徹底して再現。ゴールドに輝くラメのドレスや当時の流行を反映させたブルーのコートカット、フレッシュさを感じさせる夏の装いなど、どれもこれも品があって女性らしい。式典用の白のドレスは、グレースが1956年に着たランバンのドレスをもとに一から作り上げたという。また、カルティエやディオール、シャネル、エルメスなど世界のトップブランドも本作に参加。グレースの洋服やドレス、夫から贈られたアクセサリーなどの復元に協力している。
これらの衣装についてニコールは、「衣装にここまでの努力が費やされる映画に出演したのは、『ムーラン・ルージュ』(01)以来。ずいぶん昔のことだから、衣装がどれほど重要であるかを忘れていたわ」と、グレースを演じ切るための大きな手助けになったと話している。
なお、日本公開を記念して、ニコールが実際に着用した衣装3点などを展示する衣装展・パネル展が、8月19日(火)より、そごう西武渋谷店ほかで実施。今秋~冬、60年代ファッションが流行ると言われているので、この展示会と共にグレースの衣装を参考にしてみてはいかが?【Movie Walker】
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