アル・パチーノ、ヴェネチア国際映画祭で髪の量が日によって大幅に変化!?

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アル・パチーノ、ヴェネチア国際映画祭で髪の量が日によって大幅に変化!?

バリー・レヴィンソン監督『The Humbling(原題)』とデヴィッド・ゴードン・グリーン監督『Manglehorn(原題)』の2作をひっさげて第71回ヴェネチア国際映画祭に出席しているアル・パチーノの髪が、日替わりで増えたり減ったりすることが話題になっている。

英紙デイリー・メールによれば、8月30日に『The Humbling』の記者会見に登場したパチーノは、まるでロバート・ダウニー・Jrかと見間違うかのようなふさふさの髪で若々しい姿を見せつけたが、その前夜に撮影された写真では彼の髪は白髪交じりで薄さが目立ち、別人の頭のように見える。だが、頭髪の目まぐるしい変化はあっても、パチーノは74歳とは思えない健康的なセクシーさでベネチアに集まったファンたちを魅了し、レッドカーペットでもサインや写真撮影を求める女性が絶えなかったようだ。

パチーノは『The Humbling』では若い女性と恋に落ちる自殺願望のある老いた俳優の役を演じており、『Manglehorn』では傷心の鍵師の役を演じている。こうした暗い影のある役柄を演じることについてパチーノは「様々のことが人間を悲しくさせる。基本的に時々幸福を感じられればいいと誰もが願っている。“鬱”というと非常に恐ろしい感じだけどね。僕たち全員にそういう部分はあるのさ。僕たちはみんなそういう状態に共感できる」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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