リース・ウィザースプーン、ワイルドなセックスシーンを演じるため催眠術師を雇う
新作映画『Wild(原題)』の評判が上々で、再びオスカーへのノミネートが噂されるリース・ウィザースプーンは、ワイルドなセックスシーンを演じるために催眠術師を雇ったそうだ。
同作は1770kmを歩いた女性の自伝に基づく作品。離婚、母親の死と度重なる不幸で希望を見失い、破壊的な日々を送っていた女性が、ある日突然1770kmを歩く旅に出るというストーリーだ。ヘロインを摂取するシーンや、激しいセックスシーンもあるそうで、ロマコメ女王のイメージが強いリースにとっては珍しい役柄。それだけに淫らなセックスシーンの撮影にはプレッシャーを感じたそうで、全てを忘れて演技に集中できるように催眠術師を雇ったという。
「『誰もリース・ウィザースプーンのセックスシーンなんて興味ないだろうから、淫らなセリフを少なくしよう』みたいなことを思われるのが嫌だった。真実味があって、リアルで生々しいシーンにしたかったの」とヴォーグ誌のインタビューで話している。
同作での演技にはリース自身の私生活での経験も投影されているそうで、08年のライアン・フィリップとの離婚もそれに含まれているという。「隠れた場所で何が起きていたのか、本当のことを知っている人はいないわ。私はいろいろなことを経験してきたと思うもの」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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