安達祐実、「ヌードになったことは、大きな挑戦でした」と明かす!
安達祐実が艶やかに花魁を演じた、第27回東京国際映画祭の特別招待作品『花宵道中』(11月8日公開)のアジアンプレミアが、10月27日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。安達祐実、淵上泰史、小篠恵奈、友近、津田寛治、豊島圭介監督が舞台挨拶に登壇。本作で花魁役を熱演した安達は「今回、いろんな挑戦をしました。演技の方法も今までとは違いましたし、ヌードになっていることも私のなかでは大きな挑戦でした」と、凛とした表情で挨拶をした。
オープニングのレッドカーペットで花魁姿を披露した安達は「花魁の扮装でレッドカーペットを歩けたのは光栄でした。また、朝霧の気持ちが蘇ってきてとても幸せでした」と感想を述べた。安達と濡れ場のシーンを演じた淵上は「12月の京都での撮影はすごく寒かったので、絡む度に『毛布!』と言って、すぐ(安達に)かけるようにしていました」と撮影を振り返った。
現場での安達について、津田は「女優なのに男気のある背中を見せてくれた。安達さんの背中に向き合って一生懸命やりました」と心から称えた。友近は「藤原紀香です!」とお決まりのモノマネで笑いを取った後、「今回、本当にありがたいセリフをいただきました」と感謝。続いてそのセリフ「股開かざる者、食うべからず」を威勢よく言うと、会場から笑いが起きた。
芸歴30周年の安達は、遊女役で体を張った熱演を見せ、新境地を開拓。『花宵道中』は、第38回モントリオール世界映画祭「ワールド・グレイツ」部門や、第34回ハワイ国際映画祭「Spotlight on Japan section」へも正式出品された。【取材・文/山崎伸子】
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