斎藤工、ハリセンボンの『西遊記』での扱いに失笑

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斎藤工、ハリセンボンの『西遊記』での扱いに失笑

2013年の中国映画興行記録第1位をマークした、チャウ・シンチー監督のメガヒット作『西遊記 はじまりのはじまり』(11月21日公開)の完成披露試写会が、11月4日にスペースFS汐留で開催された。日本語版の吹替キャストを務めた斎藤工、貫地谷しほり、ハリセンボンの近藤春菜と箕輪はるか、山寺宏一が舞台挨拶に登壇。斎藤は「決して後悔させない自信がありますので、楽しんでいってください」と自信をもってアピールした。

斎藤は、主人公の妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャン)役を務めるが「初めての挑戦でしたが不安でいっぱいでした。周りがものすごい豪華で、素人っぽさが際立つのではないかと」と恐縮。貫地谷は「ついに来たかと。挑戦したくてたまらなかったので、すごくうれしくかったです」と大興奮。『少林サッカー』(01)や『ミラクル7号』(08)などで、チャウ・シンチーの日本語吹替を担当してきた山寺も「チャウ・シンチーのことは、大尊敬してますから」と、今回の三蔵法師役を喜んだ。

また、近藤春菜は「今まで『ブタじゃねえよ』とか『カッパじゃねえよ』とか否定し続けてきたけど、本家から認められた。でも、オファーを受けてから連絡を待っていたけど、もう(アフレコが)終わったらしくて」と箕輪と2人でブーイング。そこで予告編を見ると、2人のクレジットの下に“?”マークが!箕輪たちが「ちょっと待って!」と突っ込むと、MCの口から「2人はイメージキャストです!」という衝撃的な発言が。近藤は「とんでもねえ映画だよ!」とキレ芸を披露し、会場を爆笑させた。

「西遊記」の前日譚を描く本作は、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前のオリジナルストーリーとなっている。本作では、映画初の“お坊さんタイアップ”が実現し、全日本仏教青年会のお坊さん30人も参加した。【取材・文/山崎伸子】

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