岡田将生は「本当に最低の男を演じさせてもらいました」、広末涼子は「みんな泣こうとしないでください」と作品をアピール

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岡田将生は「本当に最低の男を演じさせてもらいました」、広末涼子は「みんな泣こうとしないでください」と作品をアピール

岡田将生、広末涼子共演の『想いのこし』の初日舞台挨拶が、11月22日に丸の内東映で開催され、岡田、広末、木南晴夏、松井愛莉、巨勢竜也、鹿賀丈史、平川雄一朗監督が登壇。11月22日の“いい夫婦の日”にちなみ、大切な人に想いを形で伝える日ということで、観客によるサプライズ演出があり、広末の目からは涙がこぼれた。

岡田は、演じた最低男・ガジロウについて「金や女にだらしない、本当に最低の男を演じさせてもらいました」と紹介。広末は「大変だったのは、ポールダンスだけでした」と撮影を振り返り「映画は全然悲しくないです。みんな泣こうとしないでください。本当にジェットコースタームービーなので」とアピール。岡田も「本当に良い映画です。とんでもないです。笑えます」と見どころを語った。

その後、今までで一番うれしかった、大切な人からの贈り物についてクロストーク。主演の岡田は「いま、舞台(「皆既食 ~Total Eclipse~」) をやってるんですが、楽屋にかけるのれんを小栗旬さんからいただいて。それはうれしかったです。身が引き締まりました」とコメント。子役の巨勢は「広末さんからもらった釣りの本と湯たんぽです」と答えると、広末もうれしそうに「私も、巨勢くんからプレゼントをもらいました。サメのぬいぐるみとキーホルダー。あれ、うれしかったです」と笑顔を見せた。

最後に、MCが会場に声をかけ、「ありがとう!」という掛け声と共に、500人の観客が一斉にクラッカーを鳴らした。岡田は「全然知らなかったです」と驚きながらも大喜び。広末は涙声で「頑張ったかいがありました」と、会場に感謝を伝えた。岡田も「すごく素敵なメッセーにがこめられた映画だと思います」と言って、舞台挨拶を締めくくった。

『想いのこし』の原作は、岡本貴也の「彼女との上手な別れ方」で、岡本は映画の脚本も手掛けた。史上最低のダメ男、ガジロウ(岡田将生)が、大金目当てに、この世を去った4人の人生最期の想いを届けようと奔走する。岡田や広末のポールダンスシーンや、岡田のウエディングドレス姿のシーンなども話題を読んでいる。【取材・文/山崎伸子】

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